AAF A-10 GLOVES Flying Winter
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主な復刻SPEC
レザー:最高級ゴーとスキン
カラー:シールブラウン
ライニング:ウール・ニット編み
ニット:ウール
*PCの環境、撮影状態により、現物と色が違って見える可能性が御座います
AAF A-10 GLOVES Flying Winter
1938年7月20日、US AAF(米陸軍航空隊)により制式採用されたFlying Winter Gloves, Type A-10は従来のパイロットグラブが抱えた多くの欠点をカバーする事に成功した画期的なフライング・グラブであった。当時、一切の暖房設備を有しなかった航空機のパイロットにとってフライング・グラブは絶対の必需品であり、そしてその必需品であるグラブには勝れた保温性と高い機能性という、時に相反する二つの特性が求められた。
これらの特性を満たすためType A-10において採用された主なSpec.(仕様)として、極細ウール糸で編まれた薄手ニット地をライニングに使用する事、手首にはA-2ジャケット同様筒編みリストレットが取り付けられ、又機能性を高めるための指先重視の各指の長さ決定、各指が機能的に動くように工夫をこらしたパターン設計、そして本体には伸縮性に富み、タフであるゴートスキン(山羊革)が使用された。結果、指先の機能性を損なわずに保温性に富んだType A-10は多くのパイロット、クルーの絶大なる支持を得、航空機の機内が密閉され温度調節が可能になるWWII後期に至るまで長く愛用された。現在私達がグラブという物に対し当時のパイロット、クルーが望んだと同様に高い機能性と勝れた保温性を求めるならば A-10グラブは現在においても最高のグラブといえるのではないだろうか。
サイズについて
★ パイロットグラブのパターン設計及びサイズ選択に関しての補足説明 ★ 通常、民間で販売されている革グラブの各指パターン設計は、長さを充分に(必要以上に)とられたものであり、その理由の第一は販売時においてサイズ対応が簡単である事(3サイズ位で対応し、指先が余るのは、お客さん! 貴方の手が悪い!)、第二は指が長くスマートに見え販売勝手が良いという事であります。その結果、殆どの場合において指先に5 ~10mmの余りが生じ、指先のフィット感を必要とする作業には極めて不向きであります。
対し、パイロットグラブにおけるパターン設計の基本は、あくまでも指先のフィット感を優先させた、機能重視であり、グラブの各指の長さは民間のグラブに比較し約1.0cm程度短めに設計してあります。
そのために、時には(多くの場合)グラブの各指の長さが着用者の指の長さより短く、違和感を覚えるケースもあるでしょうが、このパイロットグラブの特性である指先のフィット感重視の設計思想を理解頂き、ご使用頂けるようお願い申し上げます。*在庫表はMashのものとなります